当犬舎の仔犬を家族に迎えて下さる皆様へ。

混合ワクチン接種

仔犬はとてもデリケートです。
仔犬は誕生から4ヶ月の間に、計3回の混合ワクチン接種を受けなければなりません。

1回目のワクチンは、必ず当犬舎で接種を実施致します。
仔犬の健康を考えると、できましたらワクチン接種後2週間は当犬舎から引っ越しさせない方が良いと思います。
もし、ご家族の希望などで接種後2週間以内にお家へ連れて行っていただく場合は、新しいお家に慣れるまで、刺激の少ない、おだやかな日々を過ごさせてあげてください。
お風呂も2週間くらいは禁止です。
充分なスキンシップで、ワンちゃんの不安な気持ちを取り除いてあげてください。

1回目のワクチンから1か月後に2回目のワクチン接種、さらに2回目のワクチンの1か月後に3回目の接種を行います。

※当犬舎では生後2回目と3回目のワクチン接種を必ず実施して下さる方で、お住まいの市町村での狂犬病予防注射を受け、登録をしてくださる方にのみ、仔犬をお譲り致しております。
また、大人になっても、年1回の混合ワクチン接種を続けて頂けましたら、様々な感染症へのリスクを減らすことができます。

ワンちゃんの健康を考える上で、寄生虫の存在も忘れてはなりません。
現在は月に1回、1粒を与えるだけで、身体の中の虫も、身体の外に寄生する虫(ノミ、マダニなど)も全て駆除できる、大変便利で安全なお薬があります。
当犬舎の犬たちは生後2か月から毎月そのお薬を服用し、健康ですこやかな生活を過ごしております。

当犬舎から巣立つ仔犬たちが、皆様に愛され、健康で快適な毎日を過ごすことを心より祈念いたします。


当犬舎に足をお運び頂く方々へ。

日本犬と洋犬を比較した場合、その性格に大きな違いがあるのはたしかです。ただそれは、それぞれの犬種に適した飼い方、接し方があるというだけで、どちらを飼うのが難しいというものではありません。
また、間違った飼い方というものはあっても、正しい飼い方というものに正解はありません。それは人間同士の関係と同じで、飼い主とワンちゃんとの「絆」の中で自然と生まれてくるものだからです。

ご飯をあげたり、運動をさせたりする中で、ワンちゃんは飼い主との関係をすぐに理解してくれます。
やがてそれが強い信頼感となり、固い絆が生まれてきます。飼い主は主人であると共に、父さんやお母さんでもあるのです。
また、生活環境というものは各ご家庭で様々だと思いますが、それをワンちゃんは関知して、それぞれの環境にちゃんと合わせてくれます。
これもお互いの強い信頼関係があってこそのものです。

また、ワンちゃんの飼育では、ワンちゃんに多少の無理を強いることはあっても、人間の方があまり無理をしてはいけません。
無理はやがて何らかのゆがみを生じますが、飼い主である人間の方が原因となった場合、ワンちゃんはどうすることも出来ないからです。
その分、しっかりと管理を行い、愛情をそそいであげて下さい。

ワンちゃんとの絆は、言葉ではなかなかご説明することが難しいのですが、何物にも代えがたいもので有ることは確かです。
そしてこの絆は、ワンちゃんと暮らしてみて初めて気付く物なのです。
ぜひ、当犬舎で生まれたワンちゃんと、素晴らしい「絆」を築いて頂き、共に幸せになって頂きたいと願っております。

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