日本犬の遺伝病

日本犬保存会の理事の中でも、日本犬の存続に心を砕いている方がいらっしゃいます。
現在、海外でも人気がたいへん高く、繁殖もされている日本犬ですが、誤った交配方法等により、このたび紹介させて頂く様な遺伝病を発症することがあります。
それが日本国内のみならず、既に海外でも発症の報告があるという事は、日本犬という種の存続に対する重大な危機です。
私たち日本人が、もっと日本犬について理解しなければ、この日本が誇る日本犬というブランドを守り育てていく事はできません。

沖縄には琉球犬という犬種がいます。
この琉球犬は大切に保護され、沖縄県から外へ出してはいけないというルールの下、種の存続が図られています。
一方で日本犬は既に海外に羽ばたいている犬です。
世界中の人に愛されている日本犬を、安全に守り続けていく方法を日本人である私たちが責任を持って学び、考えていく必要があるのではないでしょうか。

『柴犬の遺伝病(GM1 ガングリオシドーシス)について』
鹿児島大学共同獣医学部教授 大和 修
(HTML)
(PDF 313Kb)

『徳島佐藤荘の柴⽝全頭の遺伝⼦型検査ならびに⽝舎⾒学に関する報告』
鹿児島大学共同獣医学部教授 大和 修
(HTML)
(PDF 387Kb)

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